母の命日

今日は、母の命日。

静かに様々なことを思いながら、時間が過ぎた。

「生きるということは、大変なことだ」
亡くなる少し前に母が残した言葉。

「もっと母のそばにいてあげればよかった・・・・」
いまだに、悔いばかりが残る。

母のいる実家は、活気があった。
活気は母と共に消えうせた。
残された者全員が、そう感じた。

父の生への喪失感は、本人がどれだけ努力しても打ち消すことが出来なかった。

あれから7年。

母が思い出の中にいることに、次第に慣れてきた。
日々起こる様々なことを笑いながら母に話しかけられるようになった。
母の苦しみは終わったと感じられるようになった。

ただ、今日だけは、母が体を脱いだ瞬間を、想像してしまう。

コメント

オ-ドリ- さんのコメント…
合掌
猪突猛進 さんのコメント…
チョットお堅いコメントを…
「生を受けたるもの必づや死を迎えなければならない」これは世の条理であります。
ならばこの悲しみを逆手にとって
「生あるうちはそれぞれが単体として生かされているわけだけど、亡くなった今は残された自分の心の中に生き続ける、自分だけを見つめてくれる自分だけの人である」と思うのも一理かなって…
堅いお言葉でエラそうにして、すみません(-_-;)
mellchile さんの投稿…
オードリーさま
ありがとうございます<m(__)m> 

mellchile さんの投稿…
猪突猛進さま
心に沁みるコメントをありがとうございます。
歳を重ねるほど経験が増え、感情の幅も広がるものですね。
歳をとることがとても価値高いものに感じられます。
ありがたいことですね。
何があっても笑っていられる年寄りになりましょう!
あ、でも、まだまだ年寄りではありませんよ!アタリマエ(ーー;)

tantan さんのコメント…
「寂しゅうてやれん」と言った最後の言葉。動物のはずの人間が最後は、動けない植物になるんやね。今、その分だけよけいに笑顔を振りまき続けてる。おお、皺だらけや。母が笑ってみてるよ。
mellchile さんの投稿…
tantanさま
tantanさんのコメント、今気づきました。
気づくのが遅いですよね(^_^;)ゴメンナサイ
最後は植物になっても頑張って生きた父や母を見習って、私も顔を皺だらけにして笑顔を振りまいています。
二人を見てあっちの世界からどう思っているかねぇ(^_^;)