娘と孫と一緒に、平和公園に行ってきました。
世界遺産に指定されてから、何度この平和公園に足を運んだでしょうか?
いえいえ、20年前に広島に転入してから、何度この公園を訪れたでしょうか?
片手で充分足りるほどです。
恥ずかしい話ですね。
遠い所からわざわざ平和を祈るために訪れる人がいるというのに・・・・。
公園のベンチでお弁当を広げて食べました。
平和公園を訪れて、驚いたことが一つあります。
生後三か月の赤ちゃんを連れていましたので、
ゆっくりと時間を過ごすと、必ず授乳時間がきます。
授乳室を探してウロウロしましたが、どこにもありません。
建物の中に入ると必ずあるだろうと思っていましたが、
見つけることができませんでした。
思い余って受付の女性に伺いました。
するとその女性がその場で警備員さんを呼び、
呼ばれた警備員さんは「ここでお待ちください」と一言残して、
建物の奥の方に入って行きました。
しばらくして出来てこられた後、エレベーターでB1まで誘導され、
B1に降りると別の警備員さんが待っていてくださって、
ある部屋に通されました。
その部屋は、ホール横の使われていない「控室」です。
「ごゆっくりお使いください。終わられましたら、一言声をかけて下されば結構です」と言って
警備員さんは姿を消されました。
その一連の流れでの職員の方々の対応はとても親切で気持ちのいいものでした。
が、「控室」を貸してくださるということは、
この施設には「授乳室」はないということですよね。
仮に、たまたまその棟に授乳室がなく、別の棟にはあったとしても、
どこにも記載がないので簡単に見つけることはできないでしょう。
乳児を連れた観光客の方が授乳場所を探し求める姿を想像して、
せっかくの世界遺産なのに・・・・と、残念な気がしました。