2014年8月23日土曜日

先日、不思議な体験をしました・・・かな?

先日の朝、いつもどおり自転車にまたがり、7キロ先の勤務先を目指してペダルを漕ぎました。

走り始めて1キロ過ぎたころ、いつも通る裏路地で、車が前方から私に向かって走ってきます。

車2台分の幅はある道なので「もう少し中央に寄ってくれれば・・・」と思いながらペダルを漕いでいましたが、その車は私を無視するかのように・・・、いえ、まるで私なんか存在していないかのように、私の方に向かってきます。

私は不燃物のゴミに前車輪を乗り上げてバランスを崩し、倒れる寸前でなんとかバランスを取り戻しました。

「こんなこと有り?」と思いながら10mくらい走ると、もう一つの路地から別の車が大通りに出ようと、また私に向かって走ってきます。

私は既にその車の前方に出ているというのに、車の運転手は私をチラ見することもせず、大通りの車の方だけを見て、スピードも緩めず大通りに曲がっていきました。
また、まるで私はいないかのように・・・・。

「ひょっとして、私はいない?」

その車が通り過ぎた頃、私は妙な気分になってきました。

「本当はもうこの世に存在していないのに、そのことに気づかずいつもどおり自転車を漕いでいるのかなぁ」と考えました。

私の横を通り過ぎる車を見ながら「ちょっと倒れて試してみようかな?」との考えもよぎりました。
「もし勘違いだったらやばいしな」との思いもあり・・・・。


そんな時私の前を走る自転車の男子中学生がスピードをゆるめたので、私は右に寄り追い越そうとしました。

するとその男子中学生、直角に右に曲がりたかったようです。

彼はハンドルを右に向けたら私の自転車があったので、慌ててブレーキをかけ、前カゴの重い荷物もあり、バランスを崩しました。

まあ、道路の左を走らせていた彼が後ろの確認もせず直角に右に曲る行為は、他の人から見れば危険な行為なのですが、私の自転車にはぶつからなかったので「すみませ~ん」とだけ声を掛けて私は通り過ぎました。

「ひょっとしてここでも私は存在していない?」と思っていた時、うしろから

「なんや! ばばあ! 死ねや!」と、ちょっと大きめの声が聞こえました。

彼はまだ背が伸びきっていない小柄な体なので、小学生のような声でした。

「なに? 死ね?」

「と言うことは、私はまだ生きてるってこと?」

試してみなくて本当によかったな(*^_^*)
と思いながら自転車を漕ぎ続けた私でした。

良かった 良かった (^O^)/ か?


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