2006年1月8日日曜日

嫁ぐ娘

今日は娘のピアノの演奏会があり、娘と一緒に出かけた。

同じ門下生が一同に会し、演奏しあうのである。
お昼過ぎに始まって、お茶会も含め、終了したのは夕方の6時を過ぎていた。

この子が幼い頃から、ピアノ演奏のときはいつも私がそばにいた。
母親としてこの子のそばで立ち振る舞えるのはこれが最後かな?と思うと、今日の演奏会がとても貴重に思えた。

娘は24歳。
今年の春お嫁に行く。

一瞬一瞬を大事に過ごした演奏会が終わると、夫と落ち合い、嫁ぎ先のご両親とのお食事会の会場に向かった。

普段あまり「この子が間もなく家を出る」ということなど気にも留めていなかったけど、今日のように娘に関しての行事が重なると、少し感傷的にもなるものだ。

昨年の6月に次女を嫁がせ、今年の4月に長女を嫁がせる。
1年間に2人の娘が嫁ぐことになる。

結婚をして夫と二人で必死に子供を育て、気がつくとまた二人の生活に戻るのだ。
まるで「ただ春の夜の夢の如し・・・」だ。
「人生は一瞬」とはよく言ったものだ(え?誰が言った)。

昨年の6月にも祈ったように、今日も「この娘が生涯幸せでありますように・・・」と心から祈るのみである。

まあ、今の時代、行く気になっただけでもラッキー(*^^)vなのだろうが・・・