2006年12月16日土曜日

きらりと光る白い歯にあこがれて・・・・

今日のお昼休み、スパレさんと向かい合って話をしているとき、
話の途中でまたもやスパレさんが私の顔を指差して「あーっ!」と言って笑い出した。

「またもや」とは、以前私の鼻になにやらついているのを見つけ(小さな小さなものですよ)、二人で鏡を見て大笑いをしたことがあったからだ。

今回も「え?また鼻○○?」と聞き返して急いで鏡を引き出しから出してみた。

するとスパレさん、笑い転げながら
「違う違う、歯に青いものがついていたので何を食べたのかと思ったら、銀歯にパソコンの青い画面が映っていただけです」だって。

ふー(-_-;)この銀歯・・・・。
普段見えないからいいけど、自分の笑った顔が鏡に映ったとき、いつもキラッと光って、気になるのよねぇ。

思い起こせば約10年くらい前・・・・

1本の挿し歯が取れたのを機に歯医者に行き、集中治療を始めたのだった。
その結果、右側が3本左側が2本、合計5本の挿し歯をすることになった。
歯の型をとりながら「予算は7、8万円ぐらいになります」と言われ
帰る間際に「でも、保険のきく安い歯もありますよ」と言われたので、
迷わず「それでお願いします」と答えた。

普通、そう答えますよねぇ。

そしていよいよ新しい歯が入る日
私は治療台に横たわって口を開けて待っていた。
そこへ新しい歯を持って医師が・・・・。

「この歯を入れますね」

見せてくれた歯は、銀色にキラリと光っていた!

私は思わず治療台の上に座り込み
「えっ、それが入るんですか?」と聞き返した。

頭の中は、
歯が無いのがいいかキラッと光る銀歯で我慢するか・・・・
でも、さっきまで付けていた白い仮り歯の方がよっぽどいいけど・・・・
などととりとめも無い無解決策ばかりがグルグル回り・・・。

「あの、保険のきく白い歯ってないんですか?」
(銀色なんて聞いていないし・・・)

医師は当惑顔でありながらきっぱりと「当院にはありません!」と答える。

私はその後もしばらく無言で座っていたが、
「仕方ない!とりあえずこの銀色のやつを入れとこう!」と、
腹をくくって治療台に再び横になったのだ。

その後、硬いせんべいを食べようが、するめを噛み切ろうが、この歯はびくともしない。
「外れろ!外れろ!」と酷使するのだが、10年たってもピタリと収まっている。

だからいつまでも銀歯なんよね~(-_-;)

笑わなきゃ目立たないのに、ついつい大笑いをしてしまうんよねぇ(-_-;)

まさか、パソコンの画面が映るなんか思いもしないしねぇ・・・・・(-_-;)