2006年5月14日日曜日

経験は財産である・・・・・・のだろう

今日は息子夫婦が用があるため、チビッコギャングを預かる予定だった。
たまたま二人の娘が土曜日の夜から泊まりに来ていたので、ちょうどよかった。
しかも、今朝タックンも子守の手伝いに来てくれた。準備は万全!

ところが、息子夫婦がチビッコギャングを我が家において出かけようと思ったら、ギャングの隊長が泣き始め、どう説得しても泣き止まない。

今まで何度もギャングだけを預かることがあったが、ギャングの隊長が泣くのは始めてである。
出かける前に行き先と用件を説明すると、いつも素直に納得し、パパとママが帰ってくるまでお利口にしていたのである。

きっと、様々な環境の変化が、彼の心を物悲しくしているのだろう。

幼稚園の入園があり、引越しをし、父親の仕事が忙しくなって一緒に過ごす時間が減り、参観日にママと一緒に帰れず、遠足で疲れ、幼稚園でちょっかいを出す友達を泣かさないといけない。

一人で考え戦う時間が増え、戦った後の責任を負わなければならない。
パパとママのそばにいるときは、できるだけくっついていたいのだろう。

息子夫婦も、ケータのその気持ちを察知し、急遽出かけるのを中止にした。

ケータにも始めての経験だが、息子夫婦も初めての経験だ。

そういう姿を余裕を持って見ている私は、やっぱりそれなりの歳は重ねているのだと、つくづく感じた。

大丈夫、このギャングたち、良い子に育っているよ!

チビッコギャングがお昼寝の時間になりぐずりだしたので、息子夫婦はギャングを車に乗せて帰っていった。

後に残った私達、『さあ、ギャングの相手をするぞ!』と心の準備万端だったのに途中で帰っていったので、力が抜けた。
かなり大きな力を貯えていたものが抜けたので、後に残された大人全員が、同時に2時間もお昼寝をしてしまった。

これも始めての経験であった。