2006年2月4日土曜日

右下の「親知らず」を抜きました!

歯科医院が怖い私。
2週間前、戸坂にある歯科医院に、勇気を奮って行ってみた。

初回は、怖がる私の心も知らないで、「じゃあ次回この歯を抜きましょうね」と軽く言われて帰された。

初回はレントゲン等の検査だけ。
治療の開始が抜歯からか・・・と不安を含んだ2週間を過ごした。

いよいよ今日が抜歯の日。
昨夜から冷え込んでいるし、歯科医院に向かって家を出る頃には雪も降っているし、空もどんより曇っているし、「下の親知らずは大変よー」と脅す人もいるし・・・・。

空と同じどんよりした気持ちで、歯科医院に行った。
救いは、その歯科医院の患者である娘たちの言葉。
「あの歯科医院は痛くないよ」「麻酔注射も気付かないくらいよ」

このケーキはおいしいよと言われても食べてみないと分からないのと同じで、痛くないと言われても経験していないので心から信じられない。

診察台に座る前に医師に「あのー、怖いんですけど」と言うと、優しく優しく「大丈夫ですよ」と諭された。
きっと変なおばさんだと思ったことだろう。

結局20分後、無事に抜歯を済ませ、雪がチラつく外へ出た。
「本当だー! 痛くなかった!」その思いが、どんよりした雲を払いのけていた。
私の心と同じように、日が射している!

「さあ、左下の親知らず、いつでも抜いていいよー!」げんきんなおばさんでもあった。



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